台北市によるコンクリート・ジャングルを都市型農業へ、大規模な農業レジャー施設を建設

 台北市によると、コンクリートに覆われた土地4.5ヘクタールを都市型農業施設としてリニューアルすることを発表した。本プロジェクトは、旧・花卉卸売市場の建物をリノベーションし、Neihu Science Parkとしてリニューアルする際、空いている土地活用プランとして提案されたもの。

台北市によるコンクリート・ジャングルを都市型農業へ、大規模な農業レジャー施設を建設
市によると、当初の計画段階から2.5ヘクタールは公園にする予定であったが、一定面積のコンクリートスペースがあったことから、都市型農業施設や植物ガーデンエリアを整備することに決まった、という。

約1.5ヘクタールは、貸農園スペースのほか、住民が楽しめるレジャーゾーンとして整備し、都市住民が農業に触れる機会を提供したい、という。

 その他、民間企業による栽培実験などが行える施設を建設する。雨水を利用した栽培方法、水耕栽培や様々な技術・アイデアを採用しながらサステナブルな都市型農業に取り組んでいく。市では都市のヒートアイランド抑制にもつながれば、と期待している。

7月から建設がスタートし、一部は年末までに完成させ、全体のオープンは2016年末を予定している。<記事・写真: 2015.4.14 聯合新聞網より>

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