ベーシック・キャピタル・マネジメント株式会社(BCM)は、運営するファンドが出資するヒノマル株式会社を通じて、有限会社マルタカ商事の全株式を取得した。ヒノマル株式会社は、農業資材の販売のほか、施設園芸などの施工を行っている。
BCMとヒノマルは、大企業グループからの独立後、商品販売力強化及び商圏拡大を基本方針とし、企業価値向上に取り組んで参りました。本件は、当該方針の推進に大きく資する取り組みとなります。
本件取り組みによって、大分県北東部を主要商圏とするヒノマルと大分県南西部・県境エリアを主要商圏とするマルタカ商事が組むことになるため、大分県全域をカバーできることによる商圏シナジーが期待され、さらに大分県における農業資材分野において、トップシェアの地位を確立致します。
ヒノマル株式会社について
事業内容:肥料、植薬、農業用資材の仕入・販売、園芸施設工事の請負・施工
ヒノマル株式会社は、創業75年の業歴を有しており、農業が盛んな九州における5大農薬商社の一角を占め、全国的に見てもトップクラスの売上規模を誇ります。農薬・肥料の卸売のみならず、農業用資材の卸売・施設工事においても、価格競争力と工事品質により九州随一のシェアを有しています。
https://hinomaru-agri.com/
有限会社マルタカ商事について
事業内容:農業用資材の仕入・販売
有限会社マルタカ商事は、創業38年の業歴を有しており、主に農業用資材の販売事業を営んでいます。地元大分に密着した事業展開と取引先ニーズに実直に対応し、仕入先・販売先と良好な関係を構築しています。
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