UAEドバイ初の商業ベース・閉鎖型の植物工場が本格稼働

 Badia Farms社はUAEのドバイにて、12月19日、完全人工光型植物工場を本格稼働させ、生産をスタートした。室内空間を利用した商業ベースの人工光型植物工場としてはドバイ初という。

同社はサウジアラビア人のビジネスマンOmar Al Jundi氏などが設立したベンチャー企業であり、主にベビーリーフから、さらに小さいサイズのマイクロリーフなどを中心に生産している。

UAEドバイ初の商業ベース・閉鎖型の植物工場が本格稼働
植物工場は、シェイク・ザーイド・ロードから数分にある「アル・コツ 工業エリア1」に建設された。施設面積は約790m2、LED光源を利用して、ルッコラ、ケール、クレソン、マスタード、バジル、ミント、レッドキャベツなど約18種類を生産している。

[関連記事]
中東の農業政策・植物工場ビジネスの可能性
UAE・ドバイの太陽光利用型植物工場による生産事例「ミラク社」
中東ドバイの植物工場による水耕野菜の生産事例/1haの大規模施設・オランダ技術を導入