ロボット掃除機・アイロボット「ルンバ」などを開発するアイロボット・コーポレーション社では、家庭にある芝を全自動で管理してくれる、ロボット芝刈り機「テラ Terra」を発表した。
新商品「テラ Terra」では、清掃位置や環境変化を学習する機能を導入。効率よく、芝を刈り取るための作業動線を自分で判断することが可能だ。
また、作業の途中でバッテリーが無くなりそうな場合、自分でチャージ場所へ戻り、充電した後に作業を再開することもできる。
iRobot HOMEアプリにも接続することができ、作業スケジュールやロボットのカスタマイズが可能。具体的には、芝を刈り取る高さの調整、作業スケジュールなどを管理できる。その他にも、ビーコンを庭に設置することで、作業範囲や進入禁止エリアを指定することが可能。
一般的な室内ロボットとは異なり、防水・頑丈な設計になっており、雨が降った場合でも稼働させることができる。
今回のiRobot「テラ」は2019年内に、ドイツにて販売され、米国では、一部のアプリや機能が制限されたβ版としてリリースされる予定だ。価格は未定となっている。
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