USBケーブル等を介して、PCと水耕栽培システムをつなげる家庭菜園グッズを過去にもいくつか紹介したが(例えば、Click & Grow の事例)、今回は国内でも春から実験的に販売を開始するニュースを取り上げる。開発したメイン企業は滋賀・立命館大学内のインキュベーションに事務所を置くアイティプランツ社である。
関連した記事の一部を以下に掲載しておく。
パソコンにつなぐだけで、全自動で野菜やハーブを育ててくれる小型プランターを滋賀県草津市のベンチャー企業が開発した。光量などを調整し、最も生長に適した環境条件に設定できるため1カ月ほどで収穫が可能。インターネットや携帯電話から設定変更できるコンピューター制御型は世界初といい、今春から試験発売を始める。
(省略)開発したプランターは高さ、幅各30センチの四角い箱形。天井部分に並ぶLED電球を目に見えない速さで点滅させるため、必要な電力は年間100円程度という。肥料は水と一緒に下部のトレイに給水する仕組みで、1カ月ごとに収穫しながら農家で発芽段階まで育てたパレット(最大36株入り)と交換し、継続して使える。坂口社長は「本棚の片隅で手軽に育てる楽しみを広めたい」と話している。<毎日新聞より>
このように、インテリア性と家庭菜園といった2つの機能を同時に持ち、PCや携帯・スマートフォン等とも接続可能な商品が多く開発されることに期待したい、と思います。