Click & Growでは、水や肥料の適切量を把握してくれるセンサーが内蔵した家庭用の植物工場キットを販売する。栽培方法は簡単であり、栽培したい種と肥料を入れ、USBケーブルを通してパソコンにつなげるだけ。
栽培品種に合った成長プログラムをコンピューターにアップロードすると、本栽培キットが、定期的に水や肥料を入れるタイミングを知らせてくれる。また、養液タンクをいっぱいにするために、空気中の水分を集めるという除湿機としての機能を持つ商品もある。
本商品は、数ヵ月後に販売を予定しており、本体価格は17ユーロ(約2,300円)、種・養液等のカートリッジが2.5~4ユーロ(約350~550円)を想定している。
※ 最新情報(2017年12月末時点)
同社では現在、3株・9株の野菜が栽培できる家庭用の植物工場キットを20ドル・40ドル程度で販売している(プロモーション時期によって価格は変動しております)。
その他、少し大型の店舗併設型植物工場システムを約15万円ほどで販売している。
その他、Botanicallsでは、人間と植物とのコミュニケーションツールの開発を目指しており、写真のようなシンプルなボードに土壌湿度センサーが内蔵されており、水が不足している場合はツイッターや電話で知らせてくれるシステムを開発している。
※ 本商品も日本国内に輸入され、100ドル程度で販売していたが、現在は国内での販売を終了している。
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