ニュージーランド政府では「がん治療」「植物工場」などの科学研究開発プログラムとして、約15.6億円(1,440万ドル)を投じる計画を発表した。
多くの患者を救うため、そして、低炭素・環境保全を実現しながら高収量・高品質の食料を生産するための植物工場に高い期待が集まっている。
本プログラムは、民間企業や公的研究機関による「産学連携」での基礎研究にも適用される。
単なる野菜を生産する植物工場だけでなく、UV(紫外線)や特殊波長ライトの照射方法、新しい病気や過酷環境下でも育つ新品種の開発、苗の生産方法なども含まれている。
政府としては、多くのニーズがあり、高い成長性が予測される最新テーマへの研究開発を支援することで、世界の競争力を高め・ニュージーランドにおける経済成長のけん引役として確立する計画である。
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