米国でも注目ベンチャーの一つであるナノテク素材開発企業のUbiQD社は、NASAから研究資金12.5万ドル(約1,400万円)を獲得し、宇宙での植物工場による野菜生産に関する研究開発を進める。
期間は1年間。ただし、さらなる応用研究(2年間)にて、75万ドルの資金獲得も計画している、という。
同社は、ナノテク量子ドット技術を応用した複合材料の開発メーカーであり、太陽光を集光し、発電や特定波長の変換・増幅などを行うことができる素材を開発している。
例えば農業用では、フィルム状の素材となっており、可視光から近赤外(NIR)までの広いスペクトル範囲(ピーク発光550~1000nm)をコントール可能で、植物にとって最適な光波長へ変換(特定波長域を増幅)・植物に照射することで、収量増を実現することができる。
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