東カリブ海の島国であるバルバドス政府は、2019年より植物工場など最先端農業ビジネスを支援すると、公式発表した。具体的には、若手農家によって構成されるベンチャー・中小企業に対して、最新技術を導入する際の補助支援などを行っていく、という。
大学を卒業した優秀な人材の中で、既存の農家への就職は選択肢に無い。儲かる魅力的なアグリビジネスを確立させることで、特に若手の農業起業家を育成することが、国としても重要課題の一つとなっている。
日本でも離島における食料自給向上のため、植物工場を導入する事例も増えている。共通課題として、多くの食料を島外や海外からの輸入に依存しており、離島の人口規模によっても異なるが、少人数をまかなうために40ftなどのコンテナ型の完全人工光型植物工場を導入するケースが多いようだ。
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