神奈川県鎌倉市に本社を置き、自動野菜収穫ロボットの開発とRaaSモデルによる収穫サービスを提供するinaho株式会社は、佐賀県鹿島市に初の拠点「鹿島オフィス」を開設する。
開設にあたり同日に鹿島市と進出協定を締結し、佐賀県と鹿島市の支援を受け、契約農家とのパートナーシップにより自動収穫ロボットの開発と自動収穫サービスを加速します。
inaho株式会社は全国展開に先駆け、全国有数のきゅうり、アスパラガスの生産地である佐賀県へ進出。
先進的な技術導入で高品質多収を実現し、大日本農会「第100回農事功績者表彰(総裁・秋篠宮文仁親王)」で緑白綬有功章を受章した佐賀県武雄市のキュウリ農家 山口 仁司さんらと連携しながら、ロボットを活用した野菜自動収穫サービスを提供します。
山口さんは反収40トンを超える日本でも有数のキュウリ農家であり、佐賀県のトレーニングファームで若手農家に対する指導等も行っています。今後、日本でも屈指の農業技術と、収穫ロボットの技術を組み合わせることで、世界でも最先端の農作業体型を構築していく狙いがある。
■inahoが開発中の野菜の自動収穫ロボットの動画
■inahoの拠点構想
inahoの拠点が担う役割としては、3つが考えられます。
1,ロボットの運用に伴う、生産者との調整や、修理等を含んだ管理運用。
2,地域のハブとなるべく、ロボットプログラミング教室の開催や、ロボット導入先の生産者の野菜を使った料理教室の開催等。
3,それ以外に考えられる、地域との交流ができる仕組みはなんでも!!
弊社のメイン事業となる収獲ロボットの運用だけでなく、せっかく地域に拠点を設置するのであれば、地域の方々と交流し、新たな価値を作っていきたい。そんなことを構想しております。ぜひ多くの方々と交流できる場として活用いただければ幸いです。
■ 「inaho株式会社」とは
inaho株式会社は、野菜の自動収穫ロボットを軸とした農業プラットフォームを展開する鎌倉のベンチャー企業です。
収穫に代表される、人の判断が必要な農作業をAIとロボティクスで置き換える事で、人手不足や食料問題を解決し、人々がクリティティブな作業のみに注力できる世界を作っていきます。
2019年初夏にリリース予定の野菜収穫ロボットは、アスパラガス、きゅうり、ピーマン、ナス等を一台で収穫できるだけでなく、作物の病害判定や土壌診断等の機能拡張ができる設計となっています。
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