米国テキサス州ヒューストンにある「ライス大学」では、学生が主体となって植物工場システムを製作する年間プログラムがスタートした。
エンジニアリング系の先生が週に1回、アドバイスをするだけで、他は学生がチームになって製作を行っている。
最初のプロトタイプは、屋外で栽培実験を行い、現在は室内での多段式の植物工場システムの完成を目指している。
本プロジェクトはスウェーデンのチャルマース工科大学と連携し、低炭素・環境に配慮した家づくり”エコハウス”に、今回の植物工場が採用される予定である。
よって、製作する植物工場システムは、家庭内への設置を想定し、以下のような目標を設定した。
- 小規模ながら週に1回、十分なサラダをつくれる安定的な収量を確保すること。
- 人間の生活環境にマッチすること。騒音、光、植物の香りなどが人間の生活や睡眠の邪魔をしないこと。
- 省エネ・省スペースかつ、軽量であること。
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