ヤマハ発動機株式会社と株式会社やまびこは、マルチローター型農薬散布ドローンの共同開発と商用化に関する業務提携に合意した。
農薬散布用無人ヘリを製造・販売するヤマハと小型農業機械の総合メーカーであるやまびこが、お互いのノウハウを生かし、液剤や粒剤など幅広い形態の農薬散布作業に対応可能なマルチローター型農薬散布ドローンの共同開発を行い、2018年の発売を予定しています。
ヤマハは 1989 年に農薬散布用無人ヘリを発売、現在、国内における防除散布面積は、主食用米水田の42.5%(2016年実績、ヤマハ調べ)に及びます。
また農業用途での活躍の場は、韓国をはじめ米国・豪州・ニュージーランド・タイなどグローバルに拡大しています。
農業用途以外では、長距離自動航行が可能なマルチソリューション向けの産業用無人ヘリが、植生調査・計測業務・防災・災害支援など幅広い産業分野で官公庁、一般企業等に向け高度なサービスを提供しています。
やまびこは前身となる共立農機で 1948 年に水田防除用農薬散布機を発売して以来、効率的な農薬散布を実現するための防除技術を長年にわたって蓄積してきました。
創業時の理念「食料増産による社会貢献」を礎に水田をはじめ畑作地、果樹園など様々な場面で活躍する農業用防除機械を開発しています。小型防除機から乗用型大型防除機まで食料の安定供給継続に不可欠な製品・サービスを提供しています。
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