※ 2017年9月22日 記事修正
プラスチック成形のメーカーである冨永樹脂工業所では、水耕栽培キット「アクアプランターフロートセット」と「アクアプランターフロートミニ」を開発した。家庭用の植物工場キットでも1万円以上が必要だが、どちらの製品ともに1,000円前後で購入できることから、水耕栽培の初心者でも気軽に始めることができる家庭菜園用となる。
※ 本製品は既に製造・販売を終了しております。
仕組みはシンプルで、スポンジをセットしたプラスチックの容器に、水道水2リットル(ミニは約450ml)に、付属の肥料を入れて、かき混ぜた「養液」を注ぐだけ。
夏場なら1週間に1回、秋冬なら10日~2週間に1回程度、水を入れ替えるほかは、特に手入れの必要はない。ハーブ類や花のほか、ベビーリーフや小松菜などの葉野菜を栽培できる。
同社以外にも、簡易的な家庭菜園キットを開発企業が増えている。例えば、みのる化成が製造・販売している「パワーズポット」も代表的な商品の一つ。特徴は、土に植えたものを途中で水耕栽培に移せるキットである点。
好きな花や野菜の苗を買ってきて、根に土が付いたままの状態でセットできる。根は水耕栽培に徐々に適応して育っていくという。
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