TSUBU、植物工場を活用したカーボンニュートラルのバラ栽培に成功

TSUBU株式会社は、2022年3月に人工光型・植物工場を活用した「オーガニック・化学農薬不使用・完全LED栽培・カーボンニュートラルの薔薇」の栽培に成功した。

TSUBU、植物工場を活用したカーボンニュートラルのバラ栽培に成功
■背景
薔薇の栽培は一般的に化学農薬、化学肥料、加温のための重油が不可欠とされており、生産者の健康に対するリスクや燃料コストが大きな負担であると考えられています。当社はこの問題を解決すべく「完全LED栽培」に取り組むことから始めました。


■内容
既に実証しているオーガニック、化学農薬不使用による栽培技術をベースとして、この度、LED技術研究開発会社として著名な企業(現在は企業名非開示)と協業し、完全LED照明環境による薔薇の栽培に成功しました。

薔薇の栽培に欠かせない加温ボイラーに使用される重油は、コスト負担が年々大きくなり、農家の大きな悩みの一つであるうえ、加温ボイラーから排出される二酸化炭素はSDGsの観点からも中長期的に見て決して好ましい状況とは言えない状況です。


そこで当社は自社独自で開発した省エネ断熱、再エネハウス(意匠登録申請中)にLED技術を取り入れることで、完全な栽培環境を作り上げ、天候に左右されない環境を整えました。

コントロールが可能な環境は、同時に、安定供給も可能になります。また、数値やデータが可視化出来るため、トレサビリティーにも繋がり、生産から最終出荷に至るまでユーザーに証明することができます。

更に、加温(重油)ボイラーに代わるバイオマスボイラーは循環型モデルとして、自社の椎茸栽培の過程で廃棄される菌床をペレット化し、燃料にすることで農業廃棄物を減らすことができるものです。

二酸化炭素の排出を削減できるという点は、農地からカーボンクレジットを生み出すという発想にも続いていくもので、「持続可能な薔薇の栽培」として広く展開していくものです。