王将果樹園を運営する(株)やまがたさくらんぼファームでは果樹園の隣に宿泊し、田舎暮らしを実感してもらうことや、さくらんぼの収穫期である5月6月に労働力を確保する事を目的に、さくらんぼファームで農業体験をした時間を宿泊料に充当する新たな農泊プラン「体“換”農泊」の募集を、2020年4月1日から公式ホームページで開始する。
近年田舎暮らしを体験したいという需要が増えている中で、やまがたさくらんぼファームでは、これまで付近のビジネスホテルに宿泊してもらいながら農業支援ツアーを受け入れてきました。
たくさんの方々にツアーに参加してもらう中で、参加者のニーズは「より地域に深く関わること」「第二の故郷のような“繋がり”を感じること」だとわかったことから、さくらんぼの収穫期である5月6月を中心に、労働力が不足してしまう農業ならではの課題とマッチングさせ、「体“換”農泊」を企画しました。
離農した農家の自宅を買い取って宿泊地に転用し、新たな農泊を体感する場として活用することで、参加者は果樹園をより身近に感じると共に、気軽に地域の人々との交流が図れ、本格的な農業体験が可能になります。
更にやまがたさくらんぼファームで農業体験をした時間を参加者の宿泊料に充当することで、参加者の充実した農泊体験とやまがたさくらんぼファームの労働力の確保をかなえます。
体験できること
さくらんぼやラ・フランスをはじめとした果物の収穫体験をはじめ、果樹園の管理作業や果物の箱詰め、出荷作業などを体験できます。体験内容は時期と天候によって様々です。
また、宿泊施設となる研修棟「やまさくハウス」では、山々に囲まれた静かな環境で果樹園内を散歩したり、地域の文化に触れることでリフレッシュできます。
目安:4時間の農業体験=素泊まり1泊(食事なし)
1週間滞在の一例(農業体験8時間/1日×3日+休息日3日)※自家用車で参加の場合
1日目:来園
2日目:8:00~17:00(内昼休憩60分)農業体験
3日目:8:00~17:00(内昼休憩60分)農業体験
4日目:近隣の観光(温泉巡りや山形の食を満喫)
5日目:9:00~17:00(内昼休憩60分)農業体験
6日目:宮城県観光(宿泊施設から車で約90分で仙台市)
7日目:帰宅
農泊とは
農山漁村において日本ならではの伝統的な生活体験と農村地域の人々との交流を楽しみ、多様な宿泊手段により旅行者にその土地の魅力を味わってもらう「農山漁村滞在型旅行」を指します。
離農した農家の自宅を活用し研修棟「やまさくハウス」へ
・所在地:山形県天童市(弊社から約100M)
・アクセス:JR天童駅から車で15分
山形道 山形北インター、天童インターより20分
おいしい山形空港から車で20分
・宿泊場所の間取り:4LDK
・建物面積:154.3㎡
・築年数:19年
・設備:キッチン有(自炊可)、トイレ(温水洗浄便座)2か所、浴室(浴槽付)、wi-fi、駐車場有
コンビニまで徒歩10分圏内
(株)やまがたさくらんぼファームとは
観光果樹園である「王将果樹園」と直営カフェ「oh!show!cafe」を運営している農業生産法人です。山形県最大級の規模の観光果樹園ではカフェと併せて年間約6万人のお客様にご来園いただいております。
また、カタログやインターネットにて通販事業も展開し、果物をはじめとした山形の食の魅力を全国へ発信しています。
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