衛星データを活用した土壌診断のSAgri、インド現地法人をベンガルールに設立。アプリ開発などインド人材を活用

 SAgri株式会社はインド・ベンガルールのJETROベンガルール事務所に設置された「日印スタートアップハブ」の支援を受け、インド現地法人「Sagri Bengaluru Private Limited」を2019年9月5日に設立した。

■SAgri株式会社について
SAgriはミクロな土壌診断データとマクロな衛星データを活用し、あらゆる農地における土壌情報を取得しスマートフォン等のアプリケーションを通じて農家へ情報提供をするとともに、自社データベースに蓄積・シェアしています。

2019年4月よりインド側で動き始め、9月に法人を登記、インド地場マーケットへの浸透を図っております。
SAgriのサイトはこちら:http://sagri.tokyo/

衛星データを活用した土壌診断のSAgri、インド現地法人をベンガルールに設立。アプリ開発などインド人材を活用

■JETRO日印スタートアップハブについて
日印スタートアップハブは2018年5月1日に世耕経済産業省大臣(日本)とプラブー商工大臣省(インド)の間で締結された共同声明に基づき、2019年4月1日にJETROベンガルール事務所に設立された日印のスタートアップ連携を促進するためのプラットフォームです。

日印スタートアップハブの開所式には世耕経済産業省大臣も臨席され、大々的にローンチが発表されました。

日印スタートアップ・ハブは、インドと日本の新興企業におけるエコシステムのギャップを埋め、両経済の共同イノベーションを促進する有意義なシナジーを実現するための機能を有します。

この日印スタートアップハブは、スタートアップ、投資家、インキュベーター等、産官学の起業家、アクセラレーターといった様々なプレイヤーでのコラボレーションを可能にし、市場参入とグローバル進出に必要なサポートリソースを提供しています。(https://www.startupindia.gov.in/japanhub より一部抜粋。)


■インド・ベンガルールについて
ベンガルールはインド南部に位置する巨大都市で、人口約1000万人を有しています。2000年代初頭からは欧米企業のオフショア拠点として発展してきましたが、昨今ではGoogle、Amazon、Facebook、Apple、Microsoft、IBM、ORACLE、アクセンチュアといった世界の名だたる企業が「研究開発拠点」を集中させており、アメリカ合衆国のシリコンバレーに次ぐ、「インドのシリコンバレー」として注目を浴びております。

衛星データを活用した土壌診断のSAgri、インド現地法人をベンガルールに設立。アプリ開発などインド人材を活用
そのため、IT業界を中心にインド全土から優秀な人材が集まり、多様なスタートアップのエコシステムが形成されています。弊社としては、次の3点からベンガルールを重要拠点と捉え、「インド研究開発センター」を設立するに至りました。

① 優秀かつ豊富なITエンジニア人材を有する人材プール
② インドにおけるイノベーションの発信地
③ インドという13億人を誇る圧倒的な潜在市場へのアクセスポイント