食べられる花屋EDIBLE GARDENを運営するdot science株式会社は、2019年10月8日~11月11日の間、ITALIAN RESTAURANT & BAR GOHAN 池袋サンシャイン通り店にて、体験型アートイベント「おいしい花畑」を開催した。
障がい者雇用を進める農福連携型の完全人工光型植物工場による食用花(エディブルフラワー)やハーブ野菜が主に使用されており、来場者は空間に散りばめられたエディブルフラワーを摘んで、自分だけの花のドリンクをカスタマイズできる。
■おいしい花畑とは -エディブルフラワーとアートを融合させた新感覚のフード体験-
「おいしい花畑」は、食べられる花屋 EDIBLE GARDENとフラワーアーティストedalab.による、エディブルフラワーとアートを融合させた新感覚のフード体験。edalab.とセキネトモイキ氏が運営するフードインスタレーション“飲む植物園”から着想を得て生まれました。
来場者はレストラン内に装飾されている「エディブルフラワーの花畑」から「食用花」と「ハーブ」を摘み取って、自分だけの花のドリンクをカスタマイズ。それを空間内の装花アートと一緒に写真撮影できます。
今回は6種類のハーブと6種類のエディブルフラワーの中から自分好みにカスタマイズすることができる「クラフトフラワーモヒート」または「クラフトモヒートソーダ」780円(税抜)づくりをご体験いただきます。
EDIBLE GARDEN公式Webサイト: https://ediblegarden.flowers/
edalab.公式Webサイト: http://www.edalab-flower.com
飲む植物園Webサイト: https://boozygarden.wixsite.com/works
■化学農薬不使用栽培の最高品質のエディブルフラワーを摘んで食すアート
空間を彩るのは、食べられる花屋が監修する最高品質の国産エディブルフラワー。ミシュランガイド星つきレストランでも採用されている障がい者福祉施設で栽培する各種食用花を中心に空間を演出します。
■AYUMIの栽培ストーリー動画 -障がい者福祉施設発、平均の2倍以上の鮮度保持期間を実現した食用花-
障がい者福祉施設に実装した植物工場で農薬不使用の水耕栽培で育てられているAYUMI。収穫後12時間以内に直送するほか、「収穫する時間帯」「品質の点検」「梱包」「予冷」「出荷」の5つのプロセスで鮮度を保つ工夫をすることで、通常の2倍以上の鮮度保持期間を実現しています。
レストランやホテル、ウェディング会場で取り扱っていただくことにより、全国の障がい者福祉施設における工賃の2倍をお支払いする農福連携を実現しています。
■期間限定のエディブルフラワーメニューが登場
体験型アート「おいしい花畑」は、池袋サンシャイン通り店限定ですが、同店舗を含む「ITALIAN RESTAURANT & BAR GOHAN」の直営7店舗にて、食べられる花屋EDIBLE GARDENの食用花をつかったメニューが登場します。
紫色が美しい「バタフライ ボタニカルソーダ」「バラフライ ボタニカルサワー」、ローズピンクの「ローズソーダ」「ローズモスコミュール」の4種類が各580円(税抜)。エディブルフラワーに彩られる食事体験をお楽しみください。
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