米国フィラデルフィアを拠点とするベンチャー「AGreen Farms社」は、オフィス用の建物を植物工場に改修して野菜の生産・販売を開始する。
栽培品目は、香りや色に特徴のある小さな野菜、スプラウト類・マイクログリーン商品に特化し、周辺レストランのシェフに業務用として販売する。
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同社では、競合他社や過去の失敗事例などを参考・分析した結果、リーフレタスなどの汎用野菜を、スーパーを通じて一般消費者向けに販売する戦略は採用しないことにした、という。
同社では、ニューヨークの小売スーパー融合型の太陽光利用型植物工場Gotham Greens社[屋上ファーム型]、ラスベガスを拠点とする人工光型のOasis Biotech社などを参考にしながら、設置場所、栽培品目・方式などを分析。
同社の拠点であるフィラデルフィアは、ニューヨークとワシントンの中間に位置する。ニューヨークでは、小規模ではあるが競合として、シェフ向けにマイクログリーン商品を植物工場にて生産するFarmOne社もある。
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