BASF、約9,600億円にてバイエルの野菜種子事業の買収完了

ドイツのBASFは、主にNunhems(R)ブランドで世界的に販売されているバイエルの野菜種子事業の買収を完了した。今回の取引により、広く認知された実績あるブランドがBASFのポートフォリオに加わる。

この野菜種子事業は、24の作物と2,600を超える品種で構成されます。また、確立された強力な研究開発と、15以上の作物における100を超える特有の育種システムが含まれます。

BASFの種子プラットフォームを強化するとともに、種子、形質、化学・生物農薬、土壌管理、プラントヘルス、害虫防除、デジタル農業の各分野で拡大するアグロソリューションのポートフォリオを補完します。

この取引をもって、モンサント買収の一環として、バイエルが売却を検討していた事業及び資産の買収が完了しました。これらの事業のバイエルにおける2017年通期の売上高は22億ユーロでした。

買収金額は76億ユーロ(取引実行時に調整の可能性あり)であり、全額現金取引となります。


■BASFのアグロソリューション事業本部について
2017年、BASFのアグロソリューション事業本部の売上高は57億ユーロでした。アグロソリューション事業本部についての詳細は http://www.agriculture.basf.com/jp 、または各種ソーシャルメディアをご参照ください。


■BASFについて
BASF(ビーエーエスエフ)は、ドイツ ルートヴィッヒスハーフェンに本社を置く、世界をリードする化学会社です。

全世界で115,000人以上の社員を有し、世界中のほぼすべての産業に関わるお客様に貢献できるよう努めています。製品ポートフォリオは化学品、高性能製品、機能性材料、アグロソリューション、石油・ガスの5つの事業から成ります。

2017年のBASFの売上高は約645億ユーロでした。BASFは、フランクフルト(BAS)、ロンドン(BFA)およびチューリッヒ(BAS)の証券取引所に上場しています。BASFの詳しい情報は、http://www.basf.com をご覧ください。