完全制御型植物工場にていちごの生産を手掛けていいる日清紡ホールディングスが、別の新規事業として発電事業に参入する。今回、徳島事業所内に、最大出力1.75メガワット・一般家庭約 600 世帯分の電力を賄うことができる大規模太陽光発電所(メガソーラー)が完成し、発電事業で地域社会に貢献している。以下に同社によるプレスリリースを掲載する。
徳島事業所に1.75メガワットのメガソーラー完成 〜発電事業で地域社会に貢献〜
2013年7月29日
発電事業で地域社会に貢献
徳島事業所に1.75メガワットのメガソーラー完成
このたび日清紡ホールディングス徳島事業所内に大規模太陽光発電所(メガソーラー)が完成し、本日7月29日より営業運転を開始しますのでお知らせいたします。
このメガソーラーの最大出力は1.75メガワット(1,750キロワット)で、発電した電力は再生可能エネルギー固定価格買取制度を利用し、全量を四国電力に売電します。年間の発電量は約216万キロワット時となり、一般家庭約 600 世帯分※の電力を賄うことができます。
今回完成したメガソーラーは、当社グループの中核会社である日清紡メカトロニクスが設置事業者となって建設しました。同社は太陽電池パネル製造装置メーカーとして国内外の大手パネルメーカーに製造装置を納入していますが、昨年からは設置ビジネスにも進出しています。設置ビジネスで得た経験や知見を製造装置や材料の開発に活かすなど、当社グループの太陽光ビジネスをより一層強化し、これからも太陽光発電システムの発展に一層貢献していきたいと考えております。
■概要
名称 日清紡ホールディングス株式会社徳 島事業所 太陽光発電所
所 在 地 徳島県徳島市川内町中島635(徳島事業所内)
敷 地 面 積 34,564平方メートル
最 大 出 力 1.75メガワット(1,750キロワット)
発 電 量 約 216万キロワット時(年間予想)
パネル枚数 7,840枚
運 転 開 始 2013年7月29日
徳島事業所は1958(昭和33)年に化繊工場として操業を開始し、現在では繊維事業、紙製品事業、化学品事業における当社グループの基幹工場となっています。その一方、完全制御型植物工場で一季成りいちご「あぽろべりー®」の栽培に国内で初めて成功させたり、必要な電力をすべてクリーンエネルギーで賄うスマートファクトリーの実証実験施設も併設したりと、当社グループのこれからの成長エンジンとなる新規事業の開発にも注力しています。
以上
※一世帯当たりの電力消費量を年間約3,600キロワット時として算出(出典:電気事業連合会)
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