産業用ガス大手のエア・ウォーターが農機具メーカーを子会社化。水耕栽培などによる栽培・収穫から加工、流通までの一貫事業を目指して展開

産業用ガス大手のエア・ウォーターは5月21日、農機具メーカーの日農機製工(北海道足寄町)の発行済み株式を90%を取得し、子会社化したことを発表した。また同社では、関連会社3社も同時に買収することで、農業事業の拡大を目指す。同社は北海道千歳市の農園などで、オランダ式のハイテク温室ハウスを稼働させており本業のガスの技術を生かした水耕栽培により、ベビーリーフやリーフレタス、トマトなどの生産・販売を行っている(参考記事)。以下では、同社によるプレスるリリースを掲載しておく。

日農機製工株式会社への資本参加について

当社は2013年5月17日付で、畑作農機具メーカーである日農機製工株式会社(以下:日農機製工)へ資本参加いたしました。今後、同社が有する畑作用農機具分野における高い製品開発力・サービス体制と北海道の農業経営者との信頼関係、そこに当社グループが持つ技術力や北海道における事業インフラ、ネットワークを最大限に活用することにより、エア・ウォーターグループにおけるシナジーの創出ならびに新規事業分野である農業事業のさらなる事業拡大を図ってまいります。


1.株式譲受けの経緯・事業展開
当社は2009年に農業生産法人を設立し農業関連分野に進出して以来、大型施設による野菜生産、農産物選別機等機械メーカーならびに青果物卸・加工会社への資本参加、そして野菜・果実飲料製造への進出など、農産物、加工、流通から農業機械製造まで当社ならではの一貫した農業事業を目指し展開してまいりました。

そのような中、ビートハーベスターやカルチベーターなどの分野で北海道内トップシェアを誇り、北海道内6拠点の販売・サービスネットワークを有する日農機製工ならびに関連会社3社がエア・ウォーターグループに加わることにより、当社の農業関連事業は、生産・収穫に関する農機具技術へと幅を広げるとともに、農業経営者へのグループ力を生かした付加価値の高い提案を可能にいたします。


2.資本参加の概要
出資時期:2013年5月17日
出資比率:議決権ベースで90%(エア・ウォーター)


3.会社概要
<日農機製工株式会社>
(1)設立 1956 年
(2)本社 北海道足寄郡足寄町
(3)代表者 安久津昌義
(4)売上高 11 億円(2012 年12 月現在)
(5)資本金 45 百万円
(6)事業内容 畑作向け農機具(ビートハーベスター、カルチベーター、マルチャー等)の製造販売
(7)従業員数 49 名


<日農機株式会社>
(1)設立 1968 年
(2)本社 北海道河東郡音更町
(3)代表者 安久津昌義
(4)売上高 26 億円(2012 年12 月現在)
(5)資本金 30 百万円
(6)事業内容 農機具の卸売
(7)従業員数 42 名
(8)株主 日農機製工株式会社 100%


<日農運輸株式会社>
(1)設立 1976 年
(2)本社 北海道河東郡音更町
(3)代表者 藤田敬史
(4)売上高 1.1 億円(2012 年12 月現在)
(5)資本金 10 百万円
(6)事業内容 一般区域貨物自動車運送業、貨物運送取扱業
(7)従業員数 10 名
(8)株主 日農機株式会社 100%


<ハト農機株式会社>
(1)設立 1978 年
(2)本社 北海道河東郡音更町
(3)代表者 安久津昌義
(4)売上高 12 百万円(2012 年12 月現在)
(5)資本金 10 百万円
(6)事業内容 不動産賃貸業
(7)従業員数 0 名
(8)株主 日農機製工株式会社 55%、日農機株式会社45%

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