デンマークのデザイン会社「Husum & Lindholm Architects」では、合板で作った木のプランターを組み合わせて、都市住民が気軽に野菜を栽培できる「Growmore」というシステムを提案している。
コンセプトは、農地がない都会の雑多な生活に対して、オアシス的な存在になること。野菜を栽培しながら、快適な空間をつくりだし、地産地消を実現することが、本栽培システムの目的。
なお、本プロジェクトは、別件にて地産地消型の植物工場システムを提案している家具・インテリアのIKEA(イケア)との共同プロジェクトとして進められている。
このデザイン性の高い栽培システム「Growmore」の設計は非常にシンプルである。1つの栽培プランターは、6つの部品を組み合わせて製作されており、栽培プランターが1つのユニットとして、設置スペースに合わせて自由に形を変えることができるのだ。
Editor's Picks
-
田んぼに浮かぶホテルがコンセプト、スイデンテラスがリニューアルオープン
-
緑演舎による造園家がプロデュースする個人住宅向け「GARDENNERS HOUSE」事業をスタート
-
ミラノ都市部で自然に囲まれたオフィス空間を実現。ハイテク企業や研究者のハブ施設へリニューアル
-
シンガポールの高層住宅タワーをリニューアル。屋上には住民参加型の菜園も整備
-
メルボルンに駐車場スペースを活用した屋上農園「スカイファーム」が来年に完成
-
台湾の青果市場、屋上に農場を導入した最新施設として2020年に完成予定
-
ロンドン、屋上に植物工場ファームを併設した地元フードコート施設を開設
-
UAEの陸上養殖ベンチャー『Fish Farm社』サーモンなどの魚を本格販売へ
-
カナダの大学が連携。クリーン・エネルギー技術を活用した『高層タワー型の植物工場』を計画
-
海面上昇の対策、海洋に浮かぶ街「フローティング・シティ」食料やエネルギーの自給自足を実現