NTTドコモは、スマートフォンアプリを活用し、賞味期限・消費期限が近くなった食品を購入した消費者にポイント(dポイントなど ※1)を付与することによって、食品ロスを減らす仕組みである「EcoBuy TM」(※2)の有効性について実証実験を行う。
期間は、2018年1月19日から2月28までの41日間。実証場所は、東京都中央区の「miniピアゴ入船1丁目店」のみ。今回の実験は、東京都環境局資源循環推進部計画課が公募した「持続可能な資源利用に向けたモデル事業」の一環として行われる。
世界では年間13億トン(※3)もの食品が食べられることなく捨てられているという現状があります。日本においては、全国で年間621万トン(※4)の食品ロスが発生しています。
食品ロスの削減のためには、可燃ごみ中で大きな比率を占める食品廃棄物の発生抑制が不可欠です。
今回のモデル事業では、この課題に対して、スマートフォンアプリを活用し、賞味期限・消費期限が近い食品を購入した消費者にポイント(dポイントなど)を付与することによって、食品ロスを減らす仕組みの有効性の検証を行います。
本実証実験では、消費者が賞味期限・消費期限の近くなった食品を積極的に購入いただくことで、店舗から定価の約20%相当のポイントを付与します。
※1 「dポイント」のほか、本モデル事業では楽天Edyのポイントも付与します。
※2 「EcoBuy」とは、スマートフォンアプリを活用して、賞味期限・消費期限が近い食品を購入した消費者にポイント(dポイントなど)を付与することによって、食品ロスを減らす仕組みのこと。
※3 出典:国連食糧農業機関(FAO)
※4 出典:環境省 食品廃棄物などの利用状況(2014年度推計)
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