今回は、AeroGrow International社 が開発・販売する家庭用のミニ植物工場キット「エアロ・ガーデン」を紹介する。
商品には、栽培キット、肥料、種、ライトがセットになっており、太陽の光が届かない室内キッチンの省スペースでも、お洒落に野菜を栽培できるようになっている。種も種類が豊富で、レタスやハーブ野菜、ミニトマトなどがある。
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栽培方法は簡単、容器に決められた量の水を入れ、液体肥料を入れる。そして、培地と種がセットになっている固形状のものを栽培キットの穴にセットするだけ。
あとは、電源を入れるだけで栽培が可能となり、設置場所や日中の明るさに応じて、ライトの照射時間(オン・オフ)の自動設定もできる。
レタス・バジルは播種から約3週間、その他のハーブ類で6週間前後で収穫できる。特にバジルなどのハーブ類は、繰り返し収穫することができ、3カ月から半年間は、継続的に収穫・成長を繰り返すこともできる。
ライトのアーム部分は、栽培する作物の丈に応じて高さを上下に調節することができる等、細かい点にも工夫されている。小さいサイズの栽培キット本体が50ドル前後、種などのセットでも80ドル前後にて販売されている。
植物工場キット「エアロ・ガーデン AeroGarden」動画