農業生産法人の奥松農園とシステム開発を行う株式会社シーイーシーは太陽光利用型植物工場によるトマト生産に乗り出す。8度以上の高糖度・中玉トマトとして独自ブランド「太陽美人」を生産する。
運営は、両社などが1,000万円を出資して新会社、宮崎太陽農園を設立。植物工場の総事業費は、4億8千万円を計画。環境制御システムにより、高糖度と収量維持の両立を目指す
総事業費の50%は国の補助金、15%は県や市の補助金を活用し、残りは金融機関からの融資でまかなう。
太陽光利用型植物工場は、市内に約2.8ヘクタールの土地を確保。2009年12月から建設に着手し、2010年8月から中玉トマトの栽培を始める計画という。