貧困・失業率の高いケンタッキー州南東部に、16haの太陽光利用型植物工場を建設

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 AppHarvest社では現在、ケンタッキー州南東部にあるパイクビルに太陽光利用型植物工場を建設している。様々な種類のトマトを周年生産し、施設面積は約16.7ヘクタールと1カ所の施設としては州内最大のものとなる。

建設される地域は、かつて、鉱山事業で栄えていたが、今では衰退しており、人口減少や失業率も問題視されている。また、アパラチア山脈に位置するケンタッキー州東部エリアは、4人に1人が貧困に直面しており、農業生産地から大きく地理的にも離れていることから、安価で質の高い生鮮野菜を調達することが難しい現状がある。


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そこで、AppHarvest社では北アメリカ・エリアにて大型植物工場を運営するMastronardi Produce社と連携し、このエリアにて植物工場を建設。地産地消を訴求し、1日で野菜を運べるエリアを販売先と設定している。

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提携したMastronardi Produce社は、ガラス温室によるハイテク施設を5カ所・合計面積は65ヘクタールを運営しており、トマトをはじめとする生鮮野菜を「SUNSET」ブランドにて販売している大手企業である。こうした技術・事業ノウハウを持つ企業の支援を受けながら、同社では施設完成を急ピッチで進めている、という。

・AppHarvest社 http://www.appharvest.co/
・Mastronardi Produce社 https://www.sunsetgrown.com/