米国サブラSabra、フードデザート改善のためVA州にて都市型農場を開設
米国のSabra社は、バージニア州立大学と連携しながら、サマーシート都市型農業プロジェクトを開始した。約9,000m2の大きな土地を農場として活用し、都市部にて食・農業のハブ化を進める。
米国のSabra社は、バージニア州立大学と連携しながら、サマーシート都市型農業プロジェクトを開始した。約9,000m2の大きな土地を農場として活用し、都市部にて食・農業のハブ化を進める。
カリブ海地域のバルバドスでも、植物工場ベンチャーが注目を集めている。40ftのコンテナ型植物工場を稼働させたIno-Gro社では、レタス・水菜・ハーブ類などの葉野菜を地元のホテル・レストランへ販売を開始した。
ベトナムのリーソン島では今年、日本企業からの依頼にて、特産品である紫タマネギを500トン輸出した。リーソン島は農業が盛んで、産地ブランドとしても広く知られている。
楽天の特例子会社である楽天ソシオビジネスは、静岡県磐田市に障がい者雇用を行う、人工光型植物工場を建設する。2015年9月に東京都大田区に続く二例目となり、今回新設する工場は既存の工場と比較して、約3倍の生産量を見込んでいる。
先進国における農家は、省力化・効率化を高めるために技術導入に熱心だ。こうした国では植物工場のような生産効率の高い栽培方式を採用するだけでなく、露地栽培においてもハイテク化を進めている。
アジア諸国の中では、エネルギー資源に恵まれ、経済の多くを石油に依存しているブルネイが、新たな産業として力を入れているのが、ハイテク化された「水産・養殖」分野である。
オーストラリアにて不動産の投資・開発を行う「Mirvac社」では、シドニーにある都市エリアの地下・駐車場スペースを活用して、人工光型の植物工場を導入した。
ドイツOsram社のベンチャーキャピタル部門「Fluxunit」は、太陽光・人工光型の植物工場システムを開発するカナダのベンチャー企業「Motorleaf」の株式を取得した。
「アグテック(農業×テクノロジー)」や「フードテック(食品×テクノロジー)」は、世界のベンチャーキャピタルから注目を集めている。2017年には約100億ドルもの投資が、アグテック分野に向けられたという。
ベトナムのホーチミン市では、高度な農業技術を導入したハイテク温室や太陽光利用型植物工場の建設事例が増えている。市の農業・農村開発省によると、2年間で35のハイテク農業の立ち上げ支援を行った、という。