東光鉄工、ドローンの研究所を新たに設置。インフラ保守点検・スマート農業などを強化

産業用ドローンを開発・製造・販売する東光鉄工株式会社は、2022年3月1日、ドローンの先進的な研究・開発の強化に向けた当社の新組織として「東光UAV研究所」を設置した。

UAV研究所では、風力発電施設等のインフラ設備保守点検、稲作・畑作・果樹等のスマート農業支援、林業従事者の作業負荷軽減、災害減災対策支援をテーマに、技術の研究・開発を推進します。

東光鉄工、ドローンの研究所を新たに設置。インフラ保守点検・スマート農業などを強化
また、当社は昨年10月から東芝エネルギーシステムズ株式会社と共同で、ドローンを活用した再エネ設備や送電線、工場での発電設備などのインフラ設備向けの点検サービスの技術開発を本格的に行っており、本研究所の設立を機に、風力発電向けを中心に事業化に向けた開発を加速します。

ドローンの利活用が拡大する一方で、多発する航空法違反や事故を防止するため、国は無人航空機の安全基準を審査する機体認証制度や、操縦ライセンス制度の導入を決定し、安全性と信頼性強化に取り組んでいます。

また、農薬散布から始まった産業用ドローンは、飛行制御機能の着実な進歩、成長に伴い、ライフラインを支える公共インフラ設備の空撮点検、ラストワンマイル問題を解決する物資運搬、荒天時の防災・減災対策を目的とした緊急空撮などの活用シーンが、急速に拡大しています。

当社は、秋田県発国産ドローンメーカーとして、これまで農業用ドローンや防災・減災対策用ドローン等の製品を開発し提供することで、社会貢献に尽力してきました。UAV研究所は、これからますます拡大するニーズに応えるために、先進的な研究開発を強化してまいります。


【会社概要】
会 社 名:東光鉄工株式会社
所 在 地:〒017-0012 秋田県大館市釈迦内字稲荷山下19-1
設 立:1973年7月
資 本 金:8,500万円
事業内容:ドローン開発・製造・販売
各種鋼構造物の設計・製作・施工及び据付
産業用機械、プレス金型の設計製作
各種設備保守メンテナンス
U R L:https://www.toko-tekko.co.jp/