スマート水田サービス「paditch」(パディッチ) シニア世代の要望を受けガラケー対応開始

株式会社笑農和は、2020年9月よりスマート水田サービス「paditch」(パディッチ)の電話操作サービスを開始する。「paditch gate02+」は、遠隔操作・自動制御により水田の水管理を省力化できるサービスで、従来はパソコンやスマートフォンからの操作が可能であったが、スマートフォンを持たない層や高齢者からのニーズにこたえる形で今回の電話操作サービスを開発した。

※現在はpaditch seriesのgate02+のみ対応

スマート水田サービス「paditch」(パディッチ) シニア世代の要望を受けガラケー対応開始
指定の電話番号に電話をかけ、音声に従いプッシュ操作を行うだけで、「paditch gate02+」の開閉および、現在の圃場状態の確認が可能となる。音声で圃場の確認が取れることにより、視覚障害者の農作業の補助的役割を担うことも出来、農業分野への障害者雇用参入にも期待している。将来的には音声のみで操作ができるよう開発を進めている。


■paditchとは
スマート水田サービス「paditch」は米農家の就農人口の減少なども懸念されている現在、持続可能な米づくりを実現するために、農作業工程で一番時間と労力を使う工程を遠隔操作化した製品です。

2020年6月現在、全国400か所に導入され、水管理の時間と労力の削減に一役かっています。また、豪雨時や、夏場の高温時にリスクを冒して水門・バルブの調整をしにいく必要がないため、農作業事故の防止にもつながっています。


【paditchにできること】

  • 手元のスマートフォンやPCから水位水温を把握でき、開閉操作することで、今まで水管理に割いていた時間を省力化することが可能。
  • データをクラウド上で管理しており、情報の蓄積が可能。
  • 蓄積したデータを分析し収量や収益比較、品質アップにも使用することが可能。



■農業従事者の携帯電話利用率参考
昨年度の農業従事者168.1万人のうち、65歳以上が118.0万人で約70%が高齢者となっている。携帯電話を所有している60歳~7歳の男女を対象にした利用割合調査より、2019年のスマートフォンの利用者は68.5%、フィーチャーフォンの利用者は31.5%となっている。

スマートフォンの利用者は年々増加しているものの、まだまだフィーチャーフォン利用者も多く、特にスマートフォンの操作に不安があるという声も多く聞かれるため、今回のプッシュ操作の導入でpaditch導入へのハードルが下がると期待している。

※ 参考:農林水産省 農業労働力に関する統計


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参考:2019年のシニアのスマートフォン利用者は68.5%
https://mmdlabo.jp/investigation/detail_1829.html


■電話操作サービス概要
paditchの水門の開閉が可能。

・閉じる ・開く(全開)
スマート水田サービス「paditch」(パディッチ) シニア世代の要望を受けガラケー対応開始
圃場の最新の状態を聞くことが可能。
水温・水位・電圧・開閉状態
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