中辻金型工業、大阪の町工場技術を応用「フェイスシールド」を開発。エコ・作業性の観点から植物工場でも

大阪の町工場である中辻金型工業株式会社では、職人のノウハウを活かした独自の軽量アルミフレームにて、医療従事者や飲食店で働く人々を守るフェイスシールド(商品名:NKガード)を開発した。

フェイスシールドはお客様と接する営業の現場、医療機関や飲食店だけでなく、農業や植物工場といった施設でも採用が増えている。特に、完全人工光型植物工場では、作業員は毎日「使い捨てマスク」を使用しており、環境面だけでなく作業性も考慮しながら代替商品が求められている現状がある。

中辻金型工業、大阪の町工場技術を応用して「フェイスシールド」を開発
「人によろこばれるものづくり」を目指す 中辻金型工業株式会社
昭和49年創業の中辻金型工業.株式会社は金属加工を中心に、「顧客の”困った”」を解決する東大阪の町工場。

これまでに培った技術やノウハウと、日々新しく生まれるツールを積極的に活用し「人によろこばれるものづくり」を目指してきたが、2020年春、新型コロナウイルス感染症拡大の影響で売り上げは激減、窮地に立たされた。


「今、自分たちに出来る事を」
遡ること約45年前、先代が農業から「金属加工業なら未来がある」と確信し、家族でものづくりをスタートさせたことから中辻金型の歩みは始まる。

オイルショックの最中、周囲からはこの時期の起業は無謀と言われながらも、日々顧客の対応に明け暮れ、少しずつ事業を拡大。金型だけでなく、時代に合わせ金属加工全般を受け入れられる体制を構築。積極的に最先端技術と3次元CAD等のツールを取り入れた新たな事業展開の中で、常にお客様のニーズに応え続けてきた。

枠にとらわれない姿勢から、工業用部品から一般消費者向けの商品まで、いつの間にかBtoBからBtoCに販路も拡大。

小ロット製品の一貫生産の受注も増加させ、一般的な金型加工の会社では行わないような機械設計などのエンジニア分野にまで着手するなど、職人の技術とその探究心が今日までの中辻金型を支えてきた。


最前線で働くすべての人へ
目まぐるしく日々新型コロナの陽性者の数が発表され、暗いニュースが続く中でも、とにかく働かないとどうしようもないという状態が続く昨今。

安心して働き、生活ができるように「何か自分たちで出来る事がないか」と考え作られたのが自社技術を生かした軽量のアルミフレームを採用したフェイスシールド(商品名:NK-GUARD)だった。

どんな状況下においても使い続けられるように、身の回りにある物で代用できる設計で作られ、核になるフレームは金型を使って製作されている。


【製品仕様】

  • 金型専門の町工場が開発したオリジナルのフェイスガード<NK-GUARD>最大の特徴は「アルミフレーム」を採用した点。
  • 軽量でサイズの微調整が可能なフレームは業務の妨げにならず夏でも涼しく快適なつけ心地。
  • 専用のフィルムは裸眼に近い透明度で、使用後はクリアファイル等でも代用も可能なので長くお使いいただけます。

「アルミフレームを採用」
「暑さ対策にも効果を発揮」
「透明度の高いフィルム」
「歯科医師の意見を元に作られたオリジナル設計」
「環境負荷を考慮した製品設計」
「どんなロケーションでも使用できるフィルムレパートリー」
「アクセサリーも充実」
「多彩なカラーバリエーション」
「フィルムのみの購入で安く使い続けられる」
「安心の純国産品」

中辻金型工業、大阪の町工場技術を応用して「フェイスシールド」を開発
重量は26gという軽量のアルミフレームを採用しつけ心地が快適で、コンパクトフィルム装着時の重量は48gと軽量設計。従来品のプラスチック製品と比べて蒸れを軽減し夏でも快適なつけ心地。

医療機関からの意見を元に設計されており、眼鏡や器具を装着したままでも曇らず、違和感なく使用できる。使い方も簡単で、ストラップを使えばヘルメットの上からでも装着が可能なので、様々な現場に合った使用が可能。


会社URL https://www.nkk-24.co.jp/