ノルウェー・オスロに本社があるCermaq社では、魚版の顔認証システムにより、魚1匹ずつの健康状態を把握することが可能なシステム導入を計画している。
同社は、三菱商事が100%出資を行う世界有数のサーモン養殖企業であり、タイセイヨウサケ(アトランティック・サーモン Atlantic Salmon)などを海上に設置した生け簀にて養殖している。
魚の顔認証「iFarmシステム」について
魚の個別識別・健康状態をチェックするカメラとソフトウェア「iFarmシステム」を開発したのはノルウェーにあるBioSort社。それぞれの魚には、目の周辺にある特徴的な細かい模様(細かい斑点の大きさ、位置など)があり、これにより魚1匹ずつを識別している。
iFarmシステムでは、タイセイヨウサケが水面に泳いできた時に、1匹ずつの個体識別と健康状態をチェック。ウオジラミなどの病気に感染していないかをスキャンすることが可能である。
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