UAEのドバイを拠点に、完全人工光型の植物工場ビジネスを展開する「マダール・ファームズ社」は、生産した野菜を一般消費者向けに販売するサービスを開始した。
同社は施設稼働してから約3年が経過しており、今までは主に「BtoB」ビジネスとして、食品・青果卸売業やホテル・レストランといった業務用を中心に販売を行っていた。
今回、一般消費者向けに販売する商品は7種類。全て「マイクログリーン」「ベビーリーフ」と呼ばれるスプラウト・幼葉といった野菜となっており、播種(種付け)から2週間前後、長くても3週間以内には収穫されたもの。
ルッコラのマイクログリーン(発芽野菜)
シソのベビーリーフ(幼葉)
商品の多くは「マイクログリーン」と呼ばれるスプラウト類が中心となっており、香りや味、見た目が鮮やかな発芽野菜で、エンドウ豆、ルッコラ、大根などの野菜を、2週間以内に収穫されたものが商品となっている。
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