トレード「京都きのこ研究所」を移転拡充。栽培技術から商品開発までをワンストップで

 アースサイドグループの株式会社トレードは、研究施設「京都きのこ研究所」を京都府城陽市に移転拡充し、研究開発⼒を強化する。

植物工場のトレード、京都きのこ研究所を移転拡充。栽培技術から商品開発までをワンストップで
トレードは、2016年に京都きのこ研究所を設置。安定的な農業⽣産システムの構築を目指し、菌床しいたけの栽培実験を⾏ってきました。また⽣産した品を、同社が展開する京野菜ブランド『洛市』の「⽣椎茸」として販売しています。

2017年には、京都府南⼭城村と⼤規模⼯場の⽴地に関する協定に調印。同村初の誘致企業として、2020年の稼働を目指して⼯場建設計画を推進しています。


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このような背景のもと、新たな研究所では⼤規模⼯場での栽培を想定した実証実験を⾏います。環境制御やゾーニングなどによる衛⽣管理を導⼊し、さらなる品質の安定と向上を目指します。

さらに、菌床製造や加⼯、新たな品種の栽培実験などを独⾃で開発します。アースサイドグループでは、2006年より植物⼯場をはじめとした⽣産事業に取り組んでおり、これまでの知⾒を⽣かし本研究所の設備設計を⾏いました。


◆株式会社トレード 事業概要
<転送事業>

全国の卸売市場間で、1⽇約600tの野菜を取引しています。野菜の量が多い市場から仕⼊れ、少ない市場に転送することで、⽇々変動する需給バランスを整え価格の安定化を図っています。

<ブランド野菜事業>
⽣産者から仕⼊れた野菜をブランド化し、消費者に届けています。⼀定価格での仕⼊れと販売により、⽣産者と消費者の双⽅に価値を提供しています。

植物工場のトレード、京都きのこ研究所を移転拡充。栽培技術から商品開発までをワンストップで
<⽣産事業>
きのこの室内菌床栽培とグリーンハウスにおける⼩松菜の無農薬栽培を通して、安定的な農業⽣産システムの構築を目指しています。

<外⾷事業>
⽇本の和⾷⽂化を継承し現代風にアレンジした⾷事を提供するデリカテッセン「nonahan〜のなはん〜」を展開。グループの総合⼒を⽣かしながら、新鮮な野菜の魅⼒や和⾷⽂化を京都から世界に向けて発信します。