株式会社農業総合研究所と日本航空株式会社(JAL)は、野菜、果物、農産物や加工品等の集荷を行う施設を空港施設内に設置し、集荷場の運営業務を日本航空に委託する。
集荷した農産物等を、同社の航空輸送網を活用し、全国各地のスーパーマーケット等販売拠点へ配送を行うことで、産地直送農産物の流通経路・販売チャネルの拡大を図る。
・空港内貨物エリアにて集荷業務を行います。 生産者の野菜が運び込まれます。
・野菜をコンテナに積み込みます。
・野菜を詰め込んだコンテナは飛行機で全国のスーパーマーケットへ!
業務委託の目的
・流通量の拡大
当社の集荷場事業において農産物等の出を促進し、出荷者の販売機会の創出を図るとともに、新規出荷者の獲得、出荷量の拡大を目指します。また、出荷量の拡大に伴い、日本航空の国内外の輸送網を活用し、販売チャネル拡大を図ります。
・物流の効率化
両社の持つ物流インフラとネットワークを活かした、スピーディーな輸送及び、農産物の特性やニーズに合わせた物流を目指します。また、航空輸送により、良質な農産物を鮮度を保った状態で都市部へ出荷することが可能となります。
集荷拠点
『新千歳空港』 所在地:北海道千歳市平和
『旭川空港』 所在地:北海道上川郡東神楽町
なお、集荷場の開設時期につきましては、2019年5月頃を見込んでおります。今後、両社は、札幌千歳空港ならびに旭川空港での実績を見ながら業務拡大及び、連携強化を図ってまいります。
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