食の海外進出プラットフォームを展開する株式会社epocは、2018年11月9日〜2018年12月6日にバンコク伊勢丹で開催された銚子の魅力発信プロジェクト「第1回!銚子のうまいものほぎほぎ市 in BANGKOK」で、千葉県のブランド水産物に認定されている「銚子のつりきんめ」を出荷・販売した。
epocは「食で世界をつなぐ」を使命と考え、食分野の海外進出プラットフォームの世界展開を目指しています。特に日本とタイにおいて、日本食材の調達から輸出入、現地での飲食店・小売・卸売販売までの一貫した価値連鎖を自社グループ内で構築していること、現地での食材プロモーション等の実績が好評を博しております。
「ほぎほぎ市」では、「銚子つりきんめ」をはじめ、カツオやメジマグロ、赤ムツなど銚子漁港で獲れる新鮮な魚を提供いたしました。
中でも、千葉県の優良水産物に認定されている「銚子つりきんめ」は脂の乗った魚を好む現地の方々から好評をいただきました。今回の「ほぎほぎ市」での反響を受け、今後もタイへの出荷を継続し、epocがバンコクで運営する日本食プレミアムフードコート「88食堂NIPPON」(http://www.88shokudonippon.com/jp/)やサイアム高島屋内に出店した「すし勝」でも提供する予定です。
◆千葉県の優良水産物「銚子つりきんめ」について
「銚子つりきんめ」は、手釣りによって水揚げされる銚子産の金目鯛のことです。2013年4月には千葉県内の水産物として初めて地域団体商標登録を行いました。また、千葉を代表する優良水産物として千葉ブランド水産物生鮮第一号にも認定されています。
・「銚子つりきんめ」の特徴
<一本釣り漁法による丁寧な水揚げ>
「銚子つりきんめ」は「立て縄」と呼ばれる一本釣り漁法によって釣り上げられます。手釣りによって一尾ずつ丁寧に釣り上げられるため、網での漁獲に比べて魚体に傷が付かないのが特徴です。
水揚げ後、船上や市場での取り扱いにも注意を払い、その日の午前中には市場で入札するようにしており、高鮮度のまま出荷を行なっています。
<季節を問わない良質な脂乗りの良さ>
千葉県銚子沖は、冷たい親潮と暖かい黒潮がぶつかる日本屈指の豊かな海で、豊富なプランクトンを生み出し、それを食べる小魚が多く集まります。
この豊富な餌に恵まれた環境で育つ「銚子つりきんめ」は一年中脂が乗っていることで知られ、他産地のものと比較しても良質な脂が乗っています。
<千葉ブランド水産物に認定>
「銚子つりきんめ」は2013年4月に品質の良さが認められ、千葉県ブランド水産物に認定されました。
また、2015年4月には「銚子つりきんめ」を千葉県の水産物として初めて、商標登録をしています。千葉県のブランド魚として、市場でも高い評価を獲得しています。
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