オーガニックソイルと三菱地所が新会社設立。植物工場による高糖度ミニトマトの周年生産へ

 株式会社オーガニックソイルは、2018年2月26日に三菱地所株式会社と「株式会社メックアグリ」を設立し、太陽光利用型の植物工場にて、高糖度ミニトマトの通年栽培を行う。

メックアグリ社の出資比率は三菱地所社が90%、オーガニックソイルが10%となり、太陽光利用型環境制御ハウス2棟において、高糖度ミニトマト約80トン/年の生産・販売を目指していく。

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三菱地所は、東京・丸の内における街づくりをはじめ、オフィスビル・商業施設・住宅等の開発・運営など数多くのプロジェクトを手掛ける総合不動産デベロッパーですが、農業ビジネスに参画することで食によるエリアの活性化等が期待できることから事業参画を決め、弊社との協業に至りました。

オーガニックソイルは、メックアグリ社に対し、自社開発の高密度微生物有機培土「オスミックソイル」と太陽光利用型環境制御ハウス「オスミックハウス」を活用した高糖度ミニトマト「オスミックトマト」の生産指導から農産物販売までの農場運営支援を行います。

オスミックトマトの栽培は、化学合成肥料を使用せずに自社開発の有機肥料による施肥を行い、植物本来の食味を引き出すため、高糖度の美味しいトマトの栽培が可能になります。

また、オスミックトマトは一粒一粒、光センサーによる糖度別選別を行い、糖度保証を行うブランド野菜として大手量販店や飲食店、NET Shop 等への販売を行ってまいります。

メックアグリ社との提携による生産規模拡大に伴い、OSMICオフィシャルサイト【 http://osmic.jp/ 】を開設いたしました。このサイトではオスミックトマトの各種情報やプロモーション活動などオスミック農産物に関する情報を発信しています。


3月より、千葉県千葉市において太陽光利用型環境制御ハウス(4,356㎡)の設置工事に着手し、6月より高糖度ミニトマトの定植を行い、栽培を開始します。

メックアグリ社が使用する太陽光利用型環境制御ハウスは、気化熱による冷却装置やヒートポンプによる冷暖房装置等を備える高機能環境制御システムを導入した最新設備の為、年間を通して高糖度ミニトマト生産が可能となる予定です。

オーガニックソイルと三菱地所が新会社設立。植物工場による高糖度ミニトマトの周年生産へ
■ 新会社「株式会社メックアグリ」の概要
商号 :株式会社メックアグリ
所在地 :千葉県千葉市緑区平川町 2270 番地
事業内容 :農産物の生産及び販売等
資本金 :400,000千円
出資比率 :三菱地所株式会社90%、株式会社オーガニックソイル10%
設立日 :2018年1月23日


■ 太陽光利用型環境制御ハウス概要
所在地 :千葉県千葉市緑区平川町 2270 番地
敷地面積 :9,915㎡
ハウス棟数 :2棟(4,356 ㎡)
着工 :2018年3月(予定)
竣工 :2018年8月(予定)