島根県・松江市を拠点とするヒカリ電子工業は、景気悪化によって主力である電子部品の受注が減少したため、新規事業としてLED光源を採用した植物工場プラントを開発する。
開発した植物工場プラントは、LED光源と、メビオールが開発し、太陽光利用型植物工場トマトの施設では多くの栽培実績のある特殊フィルム栽培「アイメック」法を融合したものを提案する。
電子部品を生産してきた本社内の第1、第2工場(計約2400平方メートル)が空いたため、第2工場の一角を、昨秋に植物工場に改造した。栽培にはコンサル企業の(株)農援隊から指導を受けながら、トマトやイチゴを栽培。本工場では、開発中の装置を色々と試しながら、実験データなどを取得中だという。
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