東電FP、発電事業の技術ノウハウを活用したイチゴの通年栽培を開始

 東電FPは、電力自由化による競争が進展する中、収益拡大に向けた事業領域拡大策として、これまで発電事業で培ったノウハウやアセットを活用し、IoTや環境制御技術など、最先端・植物工場システムを導入したイチゴの生産から加工・販売まで行うエコファーム事業に参入する。

同社の横浜火力発電所構内にて、同事業に用いる園芸施設の建設に着工いたしました。今後、温湿度などを最適にコントロールする最先端の環境制御技術を導入し、2018年2月以降、イチゴの通年栽培を開始する予定です。

東電FP、発電事業の技術ノウハウを活用したイチゴの通年栽培を開始
イチゴの栽培技術は、近年、IoT等の技術革新により生産性および品質の向上が飛躍的に進んでおります。また、イチゴは消費者からの人気が高い一方、夏秋季の生産量は冬春季に比べ少なくなっております。

こうした中、環境負荷低減を目的とした農業排水・液肥リサイクルシステムを採用し、温湿度等の環境制御を自動化した園芸施設において、発電事業で培った機器の制御技術を活用するとともに、イチゴ栽培のノウハウを有する企業と協力し、通年栽培を行うことで、事業領域の拡大を実現いたします。


エコファーム事業の概要
(1)概要:

・発電所構内にオール電化の園芸施設(イチゴ栽培)を設置
・首都圏におけるイチゴの通年栽培に挑戦
・最先端の環境制御技術を活用し、環境に配慮した事業を展開
・イチゴの生産から、消費・販売やイチゴ狩りなどの六次産業まで実施

(2)生産規模:
・生産面積 約 3,000 ㎡
・定植数 約 2 万株
・生産量 約 10t /年

(3)栽培方式:
高設水耕栽培 土の代わりに水に養分を溶かした養肥を充填させた培地を、高さ100㎝程度に設置する栽培方法

(4)園芸施設の特長:
・オール電化
・温湿度等の環境制御を自動化
・環境負荷低減を目的とした農業排水リサイクルシステム
・イチゴに与える養分を循環させる液肥リサイクル装置

今後のスケジュール
2017年9月 園芸施設着工
2017年11月以降 竣工・栽培開始
2018年2月以降 収穫・販売開始

発電所の概要
(1)発電所名:横浜火力発電所
(2)所 在 地:神奈川県横浜市鶴見区大黒町 11-1
(3)敷地面積:約 45 万㎡
(4)出 力:351.4 万kW