植物工場ベンチャーによる小売スーパー内の店産店消型モデル。タワー型水耕栽培を導入

 垂直タワー型の水耕栽培システムを導入し、コンテナ型植物工場を運営するFriday’s Fresh Marketでは、地元の米国アイオワ州にあるダベンポートにて、地産地消モデルを普及させるために、小売スーパーの壁面スペースを利用した水耕栽培を行っている。

植物工場ベンチャーによる小売スーパー内の店産店消型モデル。タワー型水耕栽培を導入
小売スーパー「ハイビー」のメインとなる入口の壁面(スターパックスが入る店舗の壁面)には、約2.5メートルのタワー型水耕栽培が2セット、2017年5月に設置した。設置・運営は「Friday’s Fresh Market」が行い、収穫した野菜は、スーパー側が全量買い取り、店内の地産地消コーナーにて販売される。

屋外に設置された水耕タワーシステムでは、太陽光のみ。ただし、店内の地産地消コーナーでは、人工光を利用した小型のタワー型水耕栽培を設置することで、消費者の注目を集める取組みも行っている。

植物工場ベンチャーによる小売スーパー内の店産店消型モデル。タワー型水耕栽培を導入
植物工場ベンチャーによる小売スーパー内の店産店消型モデル。タワー型水耕栽培を導入 屋外に設置した水耕タワーによる収穫量は、1週間に6~7kg前後。バジルやレタス、ケールといった葉野菜が中心である。

同社では主に、コンテナ型植物工場の開発や運営を行っており、今回は、その内部に導入しているタワー型水耕システムを屋外に設置した形となる。

スーパーでは、レモンバーム、レッド・ソレル、ハーブ類などのマイクログリーン商品(30g)が3ドル前後、大きく生長した野菜は、複数品種をカットしたミックス商品(140g)として、4ドル前後にて販売している。

その他、大きく生長させた単品商品では、バジルやミント等のハーブ類が多く、30g商品が3ドル前後にて販売されており、同社では生鮮野菜だけでなく、バジルペースト等、1次加工した商品も販売している。

※ 写真: Friday’s Fresh Marketより