ヤンマーと三井物産によるミャンマー現地合弁企業が事業展開。世界7位のコメ生産国を狙う

 ヤンマー株式会社は、三井物産株式会社との連携のもと、ミャンマー連邦共和国において販売会社を設立し、本格的に現地でビジネスを展開していく。
ミャンマーは、世界第7位の米の生産量を誇っており、今後は農作物の収穫量アップに向けて農業のさらなる効率化が見込まれており、年平均8.25%(2013-2014 年ベース,IMF推計)の堅調な経済成長を続ける市場性とともに、世界の食料需給の観点においても重要なマーケットとなっています。
ヤンマーと三井物産によるミャンマー現地合弁企業が事業展開。世界7位のコメ生産国を狙う
 ヤンマーと三井物産は、農業の機械化需要が顕在化しつつあり、堅調な経済発展を続けるミャンマーにおいて、農業分野における現地でのトータルマーケティング機能と、販売およびサービス機能を確立し、現地の農業の課題解決を図るため、日本政府と現地政府が中心となって整備したティラワ経済特区へ、外資100%の合弁会社としてこのたび進出しました。

 なお、新会社は、充実した整備施設、大型パーツセンター、農家・サービスマン向けの教育研修施設やホスピタリティを高めた展示ルームなども兼ね備えた、現地で初となる「複合機能型の農業ソリューションセンター」です。

<現地合弁企業の概要>
1)社名: YANMAR MYANMAR CO., LTD.
2)代表者:
 社長 寺田 武史 (てらだ たけし)
 副社長 大鶴 功 (おおつる いさお)
3)所在地:ミャンマー連邦共和国 ヤンゴン市ティラワ経済特区内
4)事業内容:ヤンマー農業機械の輸入・卸売販売、及びそれらのサービスと商品・技術研修
5)設立(登記)時期:2016 年3 月15 日
6)資本金:6百万US$
7)出資比率:ヤンマーグループ(60%)、三井物産グループ(40%)
8)従業員数:約100 名 (中期計画値)
9)売上規模:約100 億円(中期計画値)