デザイナーズフーズ、機能性野菜に関する評価法開発と実証を開始

 デリカフーズ株式会社のグループ会社である、デザイナーフーズ株式会社は「農林水産業の革新的技術緊急展開事業」公募研究の採択を受け、2015年度から開始が予定されている新たな食品の機能性表示に向けて、生鮮食品の機能性評価法開発と実証を行う。

デリカフーズは、野菜の流通加工を全国に展開し、健康志向ニーズに即した新商品の企画・開発を行ってきた。10年以上の野菜機能評価実績から生まれた「野菜機能データベース」を活かしながら、マーケットニーズに基づいた野菜品質評価指標「デリカスコア」にて、多様化する消費者ニーズや付加価値を数値として「見える化」することで、サプライチェーン/バリューチェーンを創造してきた。

 今回の研究では、2015年度から開始が予定されている新たな食品の機能性表示に向けて、生鮮食品の機能性評価法開発と実証を行う。新たな機能性表示制度では、最終商品の効果効能においては臨床試験結果、また、特定成分に由来する効果効能についてはシステマティック・レビューおよび成分含有量の保証が求められる可能性がある。
また、こうした背景から環境制御や植物工場技術にも大きな期待が寄せられている。

これらは、現行の食品表示制度と比較すると容易に感じられますが、実際には、臨床試験の実施期間や経費が膨大となり、高い障壁になることが推測される。以上を解決するために、生鮮食品の摂取前後における生体の抗酸化力評価の簡便法を開発し実証する。

採択テーマは「野菜摂取による生体内酸化ストレス抑制効果の極微量血液を用いた迅速簡便低コストな機能性評価システム開発と実証」となっており、事業実施期間は2015年2月24日~2016年3月31日である。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
植物工場・農業ビジネス編集部

植物工場・農業ビジネス編集部

投稿者プロフィール

植物工場・農業分野を中心に環境制御技術に関する最新動向ニュースを配信しております。

この著者の最新の記事

関連記事

大和ハウス工業 アグリキューブ 植物工場バナー
次世代農業EXPO 植物工場バナー
植物工場設備販売(人工光型)_バナー

過去のピックアップ記事

  1. 3Dプリンターで造る未来の食べ物「Edible Growth」
     テクノロジーは野菜を生産する植物工場だけではない。オランダのアイントホーフェン工科大学を去年卒業し…
  2. 野菜の機能性に関する測定方法(機能性表示食品制度にも応用)
     機能性表示食品制度による商品の販売が6月16日より開始されました。当初は飲料や加工食品、サプリメン…
  3. ノース・ダコタ州立大学が約40億円にて植物工場・研究施設を完成
     米国のノース・ダコタ州立大学では最新技術を導入した植物工場が完成した。総投資額は3300万ドル(約…
  4. DIC子会社が米国に藻類(スピルリナ)培養プラントを建設、天然由来の青色着色料トップメーカーへ
     印刷インキで世界トップシェアのDIC株式会社(DIC)の子会社である、アースライズニュートリショナ…
  5. オーストラリア政府がクリーン技術に1000億円以上の支援。環境配慮型の植物工場にも注目
     オーストラリア政府は、太陽光や風力などの自然エネルギーや省エネ・CO2などの排出削減など、地球環境…
  6. ローム 完全人工光型植物工場による一季成りイチゴの生産へ
     ロームは2014年9月、福岡県筑後市の子会社の半導体工場内で、LED光源を利用した完全人工光型植物…
  7. 植物工場による生産・販売事業からの撤退、今後はプラント開発に集中
     1992年に京都で創業したシーシーエス株式会社は、LEDを使用した照明装置の専業メーカーである。特…
  8. 世界の都市開発に期待される環境志向型アグリビルディングや植物工場
     政府は6月12日、産業競争力会議を開き、成長戦略を決定した。成長戦略は金融緩和、財政出動と並ぶ安倍…
  9. 水の上に浮かぶオランダのハイテク都市型農業。植物工場と畜産による野菜やミルク加工品などを生産
     オランダのロッテルダムでは都市部での食料生産に関する最新プロジェクトが動き出している。水の上に農場…
  10. 太陽光型植物工場でも周年栽培へ 新たな四季成り品種を開発
     美味しい一季成りイチゴの周年栽培を目指し、多くの企業が完全人工光型植物工場によるイチゴの生産事業に…
150629_英語ページバナー ログインページ(無料会員登録)_topside.logo
無料相談(経営相談・新規事業)バナー
151226 プレス募集バナー PR記事バナー 人材募集バナー

注目記事

  1. メトロ・アトランタが都市型農業を拡大するために米国農務省から約2,500万円の補助金を獲得
     非営利団体のメトロ・アトランタ・アーバンファームは米国農務省(USDA)から約2,500万円の助成…
  2. イベント報告、フェアリーエンジェル植物工場の試食見学会
    2008年7月12日に、植物工場ビジネスに関して(株)フェアリーエンジェル、代表取締役の江本謙次氏を…
  3. 台北や韓国などの都市型農業拡大。ソウル市は2年間で約4倍(118ha)の緑化・農地エリア拡大
     台北市では市が中心となって都市型農業や都市エリアの緑化を進めており、市民参加型の貸農園、学校・生徒…
  4. 凸版印刷、次世代型農業ビジネスを手がける株式会社福井和郷と資本・業務提携へ
     凸版印刷株式会社は、植物工場をはじめとする次世代型農業ビジネスを手掛ける株式会社福井和郷と2016…
ページ上部へ戻る