植物工場システムにて水ワサビの栽培に成功。今後は規模拡大・量産化を目指し、5年以内に1000平方メートル規模の施設建設へ(金印)

金印は、植物工場での本わさび栽培に成功した。工場内に水が循環するシステムを導入し、栽培が難しいとされる本わさびの生育環境を再現した。金印は大規模プラントを建設して量産化をめざす方針。国内生産量が減少している本わさびの安定調達につなげる。     今後、生産コスト低減の実証試験を続け、植物工場での栽培に適した品種も開発する。採算性を見極めて5年以内に1000平方メートル規模のプラントを建設する考え。使用原料のうち茎の部分については約5割を調達できる体制をつくる。本わさびには清流の中で栽培する「水わさび」と、土に植える「畑わさび」がある。金印は昨年4月、約3000万円をかけてオホーツク工場(北海道網走市)の敷地内に約66平方メートルの水わさび専用プラントを建設。実験を約1年続け、実用化にこぎ着けた。工場での栽培技術の確立は国内で初めてという。     水わさびが育つ自然環境に近い水流を再現し、栄養分を含んだ水を循環させる。蛍光灯や発光ダイオード(LED)など複数の照明を試した。生育に最適な水温や光源、日照時間を導き出し、通常は1年から1年半かかる生育期間を約3分の2に短縮した。<参考:日本経済新聞など>    ]]>