三協立山アルミ、富山に小型ユニット式の植物工場を導入。遊休工場施設の有効活用へ

 三協・立山ホールディングス傘下の三協立山アルミ(富山県高岡市)は、LED光源を採用した植物工場の運営を開始した。遊休工場施設の活用策の一環として導入し、約16平方メートルの設備1基を工場内に設置した。

三協立山アルミ、富山に小型ユニット式の植物工場を導入。遊休工場施設の有効活用へ
植物工場プラントは株式会社ifD製を採用(5坪の専用ユニット)。2011年9月より試験運用を開始。今回の設備導入によりレタス等の葉物野菜が年間約6トン栽培可能となり、当社グループの社員食堂で消費する。

なお、今回の試験運用につきましては、「農商工の連携による地域活性化」の一環として、また「遊休工場施設の有効活用」を目的としております。

また、富山県においては全国有数の米どころではありますが、野菜生産量は全国一少ない県であり、安定した野菜の供給を行うことで県内での『地産地消』に先鞭をつけ、試験運用を開始いたします。

本年は、設備の導入、栽培技術の習得、自社内(社員食堂)での消費を実施し『安全・安心』な野菜栽培の基礎を確立いたします。栽培品目は「フリルアイス・ハンサムグリーン・ロメインレタス・サンチュ・サニーレタス」の5種類を計画しております。