オイシックス・ラ・大地株式会社が投資子会社Future Food Fund株式会社を通じて運営するCVCファンド「Future Food Fund」(※)は、自動野菜収穫ロボットの開発・サービス提供を行うinaho株式会社、および、プラントベースの代替まぐろの開発を行っているImpact Food Inc.(本社:米国カリフォルニア州)の2社に新規投資を実施した。
本投資により、Future Food Fundの累計投資総額は約9億円、投資先は15社(内、海外投資先4社)となりました。
※正式名称「 Future Food Fund 1号投資事業有限責任組合」
食の社会課題解決に向けて、農業の担い手不足を解決する国内企業と、代替シーフードの開発する米国企業への投資を実施
Future Food Fundでは、食のスタートアップ企業へ投資を実行することで、より多くの人がよりよい食生活を楽しめる未来をつくりたいと考えています。
今回の新規投資先2社のうち、inaho株式会社は、農業の高齢化や人手不足といった社会課題に対し、自社開発の「自動収穫ロボット」により一次産業の自動化・省力化ソリューションを提供する日本企業です。
農家や農業事業を展開するLP(有限責任組合員)へのロボット導入や共同研究を促進し、収穫の効率化による持続可能な農業の実現を目指しています。
一方、Impact Food Inc.は、サステナブルでヘルシーな植物由来の海鮮類の食品開発を通じ、乱獲、海洋汚染による食料不安、たんぱく質危機などの世界中で直面している社会課題解決の実現を目指す米国企業です。
近年プラントベース食品はいっそう身近なものとなり、スーパーマーケットからファストフード店までさまざまな場所で目にする機会が増えましたが、品種の多いシーフードに関しては代替食品の開発において大きな可能性を残しているといわれています。
Impact Food Inc.では、まぐろの刺身をはじめとして、美味しさも担保したイノベーティブな食品開発を進めています。
Future Food Fund、自動収穫ロボットinaho・米国の代替シーフード開発ベンチャーの2社に投資
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