農業用の温室を施工、販売するイノチオアグリは、大規模化する日本国内の施設園芸・(太陽光利用型)植物工場市場に向けた新たなソリューションを提供するため、オランダのBosman Van Zaal(ボスマン・ファン・ザール)社と2020年9月11日に業務提携契約を締結した。
当社は、施設園芸先進国オランダでもトップクラスの技術力を持つボスマン社の大規模温室をはじめとする施設・設備を日本国内で施工販売することが可能になります。また、ボスマン社と技術面でも連携し、高機能かつ低コストな温室の開発にも着手する計画です。
■Bosman Van Zaal社について
https://www.bosmanvanzaal.com/en/
野菜、花き、医薬品作物にいたる作物生産のための園芸施設やシステムを開発・設計・施工する、創業100年の温室設備メーカーです。60人を超すエンジニアによる専門知識を生かして世界中で高度なプロジェクトを展開しています。
特筆される技術の一つが、温室の屋根にプラスチックフィルムを展張する「テンション技術」。屋根構造を省部材化することで温室の採光率を向上させると同時に低コスト化を可能にします。
■イノチオグループについて
https://www.inochio.co.jp/
1909年に創業し、農業用温室(ハウス)の設計・施工から農業用資材の販売、花き品種開発、農産物生産、農業の担い手育成まで取り組む「農業総合支援企業グループ」です。
近年はICTを活用したハウス内環境制御システムなど“スマート農業”分野の技術やサービスを開発・販売し、次世代農業の創造を後押ししています。
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