サカタのタネ、米子会社がダンジガ―からパプリカの育種プログラムを取得。施設園芸・植物工場に最適な品種開発へ

サカタのタネの子会社「サカタ・シード・アメリカ」(カリフォルニア州モーガンヒル)は6月17日、イスラエルの種苗会社「ダンジガ―社」から、パプリカの育種プログラムを取得した。

サカタのタネ、米子会社がダンジガ―からパプリカの育種プログラムを取得。施設園芸・植物工場に最適な品種開発へサカタグループは、すでに世界のパプリカ市場で高いプレゼンスを誇っていますが、同社の育種プログラムおよび既存品種などが加わることにより、より優れた品種の開発が可能になります。

パプリカは世界中で消費されている野菜で、主な産地はスペインやオランダ、韓国、アメリカ、メキシコなどです。

ダンジガー社は、北中米を中心とした施設栽培向けの育種素材や品種を保有しており、当社は今後、グローバルな研究開発ネットワークを最大限に活用して、北中米のみならず、世界市場に向けても新たな品種を投入していきます。


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