SBテクノロジー株式会社(SBT)とリデン株式会社は、オープンイノベーション農業プラットフォーム「agmiru(アグミル)」と農林水産省が5月より提供している農業者に役立つ情報を配信するコミュニケーションツール「MAFF(マフ)アプリ」がAPI連携を開始した。
農林水産省は、より多くの農業関係者へ政策情報等を届けるべく、MAFFアプリで配信する情報を、民間事業者等のサービスでも閲覧できるように政策情報APIを整備しており、今回agmiru農業ニュースのコンテンツとして、はじめて連携を開始しました。
MAFFアプリは、これまで農林水産省が発信する政策情報等が「農業者に届いていない」「内容が分かりづらい」「関心のない情報が含まれている」など、現場の農業者に活用しにくいといった課題を受けて開発されたスマートフォン用アプリで、農業に携わる皆さまに役立つ政策情報やイベント情報などが記事形式でわかりやすく、カテゴリごとにタグで分類して配信されています。
現在配信されている記事では、新型コロナウイルス感染症に伴う支援策、スマート農業の取り組み紹介、収入保険制度に関するものなどがあります。
今回の連携により、agmiruユーザーはagmiru農業ニュース内でリアルタイムに情報を得ることができます。またその記事についてユーザー同士でコメントしあったり、agmiruのコミュニティサービスで若手農家やプロ農家、有識者などへ幅広く問いかけることで、情報に対する理解をさらに深めることが可能となります。
■ agmiruについて
農業資材の比較が簡単に行えるマッチングサービスとして2017年6月にスタートした「AGMIRU」は、2019年8月にリデンと共同で、データ活用による確実性の高い農業経営を実現する農業プラットフォームとしてリニューアルを行いました。
現在は『agmiru』として、従来の農業資材の比較・購入サービスに加え、農業ニュース、農家コミュニティ、市況情報などのサービスを提供しています。
https://new.agmiru.com/
■ MAFFアプリの詳細はこちらをご覧ください。
https://www.maff.go.jp/j/kanbo/maff-app.html
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