タワー型植物工場のプラント開発などを手掛ける、グリーンリバーホールディングス株式会社は、埼玉県深谷市を引受先とする第三者割当増資を行い、780万円の出資を受け入れた。
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グリーンリバーホールディングス株式会社の完全子会社であるグリーンラボ株式会社は、昨年10月に埼玉県深谷市が、農業課題を解決する技術や事業プランを全国に募って開催したビジネスコンテスト「Deep Valley Agritech Award 2019」において、縦型水耕栽培装置を採用した自動環境制御型の農業パッケージを提案しました。
同社の提案は高く評価され、プロダクト部門の最優秀賞を受賞。この最優秀賞受賞に伴い、同市からの出資交渉権を獲得し交渉を重ねてまいりました結果、今回の出資受け入れに至ったものです。
同社では、今回の出資とは別に、2020年3月末、佐賀銀行などによる「佐銀ベンチャーキャピタル投資事業有限責任組合第四号」を通して2000万円の出資を受けている。
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