歩行型・乗用型草刈機で国内シェア No.1を誇る、農業機械メーカー株式会社オーレックは、「農や食」に関連するヒト・モノ・コトとの出会いの場を提供するカフェスタイルのブランド発信拠点「OREC green lab 福岡」を2019 年10月31日、福岡市中央区赤坂に九州で初めて開設した。
「OREC green lab 福岡」は、訪れる方に「農や食」への親しみ、興味をもっていただきたいという思いから出発した、都市型のブランド発信拠点です。
本施設の特長は、「お米ラテ」など素材からこだわったオリジナルドリンクを提供する〈オーガニックなカフェ〉と、暖かみのある木材を使用した明るい空間に「農・食・ものづくり」をテーマにした約250冊の書籍が集まる2階〈ライブラリスペース〉、セミナーやワークショップなどの開催が可能な3階〈イベントスペース〉です。
<施設概要>
【名称】OREC green lab 福岡
【所在地】〒810-0042 福岡県福岡市中央区赤坂 1 丁目 13-1
【アクセス】地下鉄空港線「赤坂駅」1番口横
【営業時間】 10:00~19:00
【定休日】日・月・祝日(他、年始年末・夏季休業)
【駐車場】 無
【公式URL】 https://www.orec-jp.com/greenlab-fukuoka
【延床面積】266.8 ㎡ 各階 53.36 ㎡
【構造規模】鉄筋コンクリート造、 地下 1 階~地上 4 階建
【フロア構成】1階:カフェ・展示、2 階:カフェ・ライブラリー、
3階:カフェ・イベントスペース
【席数】2 階:14席、3 階:16席
■1階 オリジナルカフェ
糸島の野草茶ブランド「-suu-」代表で薬草ハーバリストの加藤美帆さん監修のもとつくりあげた、身体にも環境にもやさしい、「OREC green lab 福岡」でしか飲めないオーガニックなオリジナルドリンク+選りすぐりのメニューの全8種をご提供いたします。
<特長>
オリジナルメニュー「お米ラテ」のベースとなるライスミルクと甘糀には、福岡県筑後市の有機水稲農家・久保農園さんがORECの水田除草機「WEED MAN」を使って育てたお米を使用しました。
ライスミルクと甘糀に有機豆乳を加えたプレーンのほか、自社商品の「薩摩の濃緑青汁」や静岡県島田市で「草生栽培」に取り組むお茶農家・杉本園さんの無農薬煎茶を加えたバージョンもラインナップしています。
その他、加藤さんが九州各地で手摘みした農薬不使用の天然の野草を使ったよもぎ茶や、POP COFFEESさんの一部フェアトレード認証されたオーガニックコーヒー豆を使ったORECオリジナルブレンドのコーヒーなど全8種類をご用意しております。
環境に配慮した生産者の製品やストーリーを通して、「食」や「農」、ORECの想いを伝える交流の場を育てたいと考えています。
■2階 ライブラリ
ORECの理念を伝えるために、「農」「食」「ものづくり」の3つをテーマに定め、手に取りやすい内容のものから、専門的なものまで、数カ月かけて厳選した約250冊をご用意しました。
<特長> 農・食・ものづくりに気軽に親しむ場所
2階ライブラリは、空間を取り巻く大きな本棚や、中央に位置する大テーブルに木材をふんだんに使用し、暖かみのある明るい空間に仕上げました。
本棚には、「農」「食」「ものづくり」をテーマに250冊の本が並びます。交差点に面したガラス張りの室内からは、赤坂の街を行き交うたくさんの人々や車を眺めながら、思い思いのひとときをお楽しみください。
そのうちいくつかの本は、ORECのブランディングを手掛けているエイトブランディングデザインの西澤明洋さんと、コンセプトモデルのデザインを担当したプロダクトデザイナー・やまざきたかゆきさんにもセレクトしていただきました。
手に取りやすい内容のものから、専門的なものまで、バランスに配慮して選んだライブラリ。読んでくださった方が、日常の中にちょっとした気づきを得ていただけることを願っています。
■3階 イベントスペース
ORECのものづくりの精神を伝える11枚の組写真で彩られた3Fは、最大30名(着席)が集うことのできるイベントスペースです。
農・食・ものづくりに関するセミナーやワークショップなど、さまざまなイベントの開催を予定しているほか、レンタルスペースとして、人々の交流を育み、学びを深める場を目指しています。(レンタル基本料金3500円/時間)
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