株式会社農業総合研究所は2019年9月5日、米卸最大手の株式会社神明と、米及び野菜・果物の取扱量拡大を目的とし、それぞれの集荷・販路インフラを相互利用するための業務提携契約を締結した。
業務提携の概要
両社は、協力して農産物の取扱の拡大、米の集荷ビジネスの協働、相互の販路拡大を推進するため、戦略的に提携することにより、両社の事業拡大、企業価値のより一層の向上を図るとともに、日本の食文化の発展を支援し、社会に貢献することを目的としております。
内容
当社は、「ビジネスとして魅力ある農産業の確立」をミッションとし、全国約8,500名の登録生産者と都市部を中心とした約1,400店舗のスーパーマーケットをITでダイレクトに繋ぎ、独自の情報・物流・決済のプラットフォーム構築による、新しい農産物流通システムを展開しております。
神明は、「私たちはお米を通じて、素晴らしい日本の水田、文化を守り、おいしさと幸せを創造して、人々の明るい食生活に貢献します。」の企業理念のもと、米穀事業を中心に、最近では青果卸をグループ化するなど、食に関わる多彩なビジネスを展開しております。
今回の提携で、両社の農産物集荷・販売インフラの相互利用が可能になります。これにより、神明は米の集荷力強化及び野菜・果物の販売力強化、農総研は従来より検討していた米流通事業の本格スタート及び野菜・果物の集荷力強化を図ることができ、生産者の利便性向上と売上拡大に貢献致します。
Editor's Picks
-
田んぼに浮かぶホテルがコンセプト、スイデンテラスがリニューアルオープン
-
緑演舎による造園家がプロデュースする個人住宅向け「GARDENNERS HOUSE」事業をスタート
-
ミラノ都市部で自然に囲まれたオフィス空間を実現。ハイテク企業や研究者のハブ施設へリニューアル
-
シンガポールの高層住宅タワーをリニューアル。屋上には住民参加型の菜園も整備
-
メルボルンに駐車場スペースを活用した屋上農園「スカイファーム」が来年に完成
-
台湾の青果市場、屋上に農場を導入した最新施設として2020年に完成予定
-
ロンドン、屋上に植物工場ファームを併設した地元フードコート施設を開設
-
UAEの陸上養殖ベンチャー『Fish Farm社』サーモンなどの魚を本格販売へ
-
カナダの大学が連携。クリーン・エネルギー技術を活用した『高層タワー型の植物工場』を計画
-
海面上昇の対策、海洋に浮かぶ街「フローティング・シティ」食料やエネルギーの自給自足を実現